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夜空に輝く星空

童話作家として有名な「宮澤賢治」が、

作詞作曲した歌があることをご存知だろうか?

 

星めぐりの歌っていうんだ。

 

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星めぐりの歌 宮澤賢治


あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の  つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。

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私は、この歌が大好き。

 

心にたまったものがね。

スーっと浄化されるような感覚になる、不思議なパワーをもらえる歌なんだ。


ちょっと嫌なことがあった仕事の帰り道。

最寄り駅から自宅までの歩きの道で、私はよくこの歌を聞く。

見上げると、月が夜空にきれいに輝いていてさ。

星もうっすらと見える。


そんな空を眺めながら曲をきくと、あしたからまた頑張ろうって気持ちにさせてくれるんだ。

 

私は小さい頃から、夜空が好きだったの。星も好き。

 

小学生のときの理科の授業で、星座の早見版が配られるじゃない。

 

それをもって、自宅で観察してきてねって宿題が出たときは胸が高鳴った。


私は、早速父と一緒に、星空を観察しにいったんだよ。

 

自宅前の土手にのぼって、2人で肩を並べて夜空を見ていると、お父さんが星を指さしながら、星座の名前を教えてくれた。


お父さんは本当にいろんなことを知ってるな~と思いながら、夏の大三角形とか、いろんな星を見ていたんだ。


キレイ。本当にキレイ。


北極星を見つけたお父さんは、私にすぐに教えてくれた。

 

お父さん>

「ほら見てごらん。あれが北極星だよ」


2人で見てたらさ。


北極星の近くで、明らかにおかしい上下運動をしている飛行物体があったんだよ!


顔見合わせて、


UFOだ!!!


って叫んだよね(笑)

 

 

あれは絶対UFOだったと思うんだ。

 

だって、本当におかしかったんだよ。現実的にありえない動きだったんだもの。


 

星座の世界は私をどんどん魅了した。

 

ギリシア神話なんかも大好きだったな。


私の生まれた蟹座はね。

ちょっと悲しい星座なの。


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■英雄ヘルクレス(ヘラクレス)に挑んだ大蟹


レルネーの沼には、大蟹と、その友達の9本の首を持っている、怪物ヒュドラ(うみへび座)が住んでいました。

勇者ヘラクレスの冒険物語の、2番目の相手になるのが、このヒュドラです。

かには最初のうちは、ヘラクレスヒュドラの戦いをじっと見ていました。

ところが次第に友達のヒュドラの形勢が不利になってきました。

友達を助けようと大蟹思わず飛び出します、

大きなはさみでヘラクレスの足を挟みました。

ところがヘラクレスは、いとも簡単に振り払い、逆に大きな足で踏みつぶしてしまいました。

その、一部始終を見ていた女神ヘラは、友達思いの大蟹を哀れに思って、天に上げて星にしました。


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蟹よ…(涙)


友情の証として、夜空にあげてもらった蟹。

 

そんな友達思いの蟹は、現代まで名声が届いているんだよ!


私がこの世に生まれてきて、一番感動した星空がある。


それは2年前。

家族で利尻島に行ったときにみたの。


丁度その頃、「ペルセウス流星群」がきている時期だった。


私は「姫沼」に行こうってみんなを誘ったんだ。


テレビでやってたんだよ。


利尻島の姫沼は、星座観察の聖地だって!


乗り気じゃない家族を必死に説得して姫沼に到着すると、駐車場には1台の車も、照明もなかった。


車を止めて、ライトを全て消すとね。


そこは、真っ暗な世界だったの。

その暗闇に輝く星空は圧巻だった。


鳥肌がたつような、息をのむ美しさ。


そんな夜空をいくつもの流れ星が舞うんだ。


家族全員で、しばらくその感動に酔いしれた。


名残惜しそうに車に戻ると、


姉がポツリと言ったんだよ。


姉>

「私さ。本当は天文学とか大学で学んでみたかったんだよね。」

って。

 

今年も姫沼に行きたいな。


あとは、星にまつわる歌も好きなんだ。


坂本九の「見上げてごらん 夜の星を」とか、「きらきら星」とか「星に願いを」とかいいよねー。


大好き!!