ユングのタイプ論
昔、主観だけでは見えない世界があることを知った私は、相手の立場にたって考えることの大切さを学んだ。
昔から、人って同じものをみて、違うことを考える。
そんなことが不思議だったし、人って面白いなって思ってたんだ。
色々とみていく内にハマったのが、
「ユングのタイプ論」だった。
これがさ。めっちゃ面白いんですよ!
ユングによれば、人の心には4つの働きがあるのだそうです。
それが、
「思考」
「感情」
「感覚」
「直観」
です。
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■4つの心の機能
1.思考
客観的、合理的、論理的に物事を理解・判断します。
2.感情
自分にとっての好き嫌いといった心的な感覚によって物事を把握し、判断します。
3.感覚
視覚・触覚・嗅覚・味覚・聴覚という五感によって物事を把握し、『快-不快』によって判断します。
4.直感
『勘』『フィーリング』といった、意識外の部分(無意識)で物事を判断します。ひらめき、第6感。
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人の心がもつ、この4つの機能に焦点をあてて、
「どの機能が最も強く働くか」で、
人をタイプ分けすることができるという考え方なの。
分かりやすい例として、
ある人の顔写真を初めて見たとき。
「何歳かな?」「どんな考え方の人かな?」と考えるのが思考機能。
「肌がキレイだな」「服装と顔立ちがマッチしていない」とイメージ情報主体に捉えるのが感覚機能。
「好みだな」「嫌味な印象だな」と好き嫌いで捉えるのが感情機能。
「きっと幸せな人だろう」「苦労しているんだろうな」と通常は読み取れないものを
感じるのが直感機能です。
加えて、4つの機能の内、優勢でない方の機能は、自分がうまく扱えない機能となります。
例えば思考が優勢の人は、感情がうまく扱えない機能となんだって!
【合理的機能】
思考⇔感情
【非合理的機能】
感覚⇔直感
さらに、「ユングのタイプ論」では、
心のエネルギーが「外側」に向いている人を「外向的な人」、
自分の「内側」に向いているの人を「内向的な人」と分類します。
要するに、
「内向・外向」と、
「思考」「感情」「感覚」「直観」の組み合わせで、
合計「8つのタイプ」に分けられることになります!
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■8つのタイプ
・外向的思考
エリートタイプ。客観的に物事をとらえて考える人。考えるよりも事実を優先し、感情表現は苦手でほとんどが男性。理想の女性が母親といったケースが多いので、包容力に欠ける女性は苦手です。
・外向的感情
八方美人タイプ。自分の感情を状況によってコントロールできる人。社交上手で女性に多いが理屈的な考えは苦手。自分を頼り、好いてくれるような異性も増えるでしょう。
・外向的感覚
現実主義タイプ。芸術家や造形家に多い。現実に対して身体を使って感じ取るのが上手な人。直観力には欠け、何かに対して執拗(しつよう)に信じてしまうことがあるため、異性にだまされないように注意しましょう。
・外向的直観
実行主義タイプ。投資家や実業家に多い。流行好きだが感覚力には欠けるため、物事に対して真剣にとらえ考えるのは苦手で女性に多い。新しいものに興味がいくと古いものはほったらかしになってしまうので、恋人との付き合い方は慎重に。
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・内向的思考
自分主義タイプ。発明家や研究者に多い。自分の考えを追って考える人。事実よりも考えを優先し、感情表現は苦手。現実に関心がないため、恋愛も無頓着な傾向にあります。それを理解してあげる異性ならうまくいくかも。
・内向的感情
ツンデレタイプ。自己中心的で判断力に優れているものの、表現力に乏しく誤解されやすい。思考力に欠け、女性に多い。本心を理解してあげられる異性がお似合いです。
・内向的感覚
妄想タイプ。外から刺激を受けても、それを実行せずに自分なりに行動するため誤解されやすい。直観力に欠け、方向音痴。内気な傾向にあるので、野心家傾向にある人に利用されないように注意が必要です。
・内向的直観
変わり者、天然ボケタイプ。直観力に優れているものの社会への関心は薄い。感覚力に欠け、事実を避ける傾向にある。ほかの人が理解できないような特別な考え方を持っていることが多いため、恋愛はなかなか成功しづらいでしょう。
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ちなみにあたしは、
内向的思考タイプがメインで、
補助機能で内向的直観が少し加わったタイプだと思われるwww
このタイプ論は、どちらが良いとか悪いとかを比べるものではないので、あくまで自分の性格を知ったり、人づきあいがちょっぴり楽になる方法として、気楽に見てもらえるといいかもです!