吹奏楽の青春
中学生の頃。
当初テニス部に所属していた私は、
学園祭の「吹奏楽部」の演奏に心を奪われてしまった。
様々な楽器を手に、スポットライトを浴びながら、
楽しそうにスイングする部員。
彼女たちは本当に同じ中学生なのかと我が目を疑ったくらいだ。
その感動は私をすぐに動かした。
早々に退部手続きをすると、
その足で、吹奏楽部に入部することにしたのだ。
サックスやトランペットなど
花形の楽器を演奏することを夢みてたのだが、
私が配属になったのは「ホルン」だった。
ん?
ホルンってなんだ?
予想外の配属に私がまず向かったのは図書室だった(笑)
ふむふむ。
ホルンとは、狩りの時に『獲物を発見した』『獲物を捕らえた』などの信号を後ろにいる仲間に送るための、角笛としての役目も担っていたらしい。
え。めっちゃ格好いいじゃん!
歴史好きの私は、戦国時代の合戦でホラ貝を吹き鳴らすシーンに憧れていたので、
自分にぴったりの楽器に大満足だった。
だが、しかし。
ホルンというのは、
なぜこんなにも見せ場がないのか(笑)
演奏中も、
ちょっとだけ「プー」と顔を出したり、ひっこめたり。
…この繰り替えしである(笑)
2年にあがると私は一大決心をした。
当時、部員の中で誰も使用していない楽器に目をつけたのだ。
そう、「コントラバス」である。
歴代の部員の中で「コントラバス」を担当した人は誰もいなかった。
だけど、私は昔からベース音がなぜか好きだったのだ。
先生に申し出ると、私は「コントラバス」の一人部員として、チューバと一緒にパート練習をすることになった。
指導してくれる人は誰もいない。
必死にコントラバスの本を読み漁り、
独学で音階を理解し、少しずつ自分なりにひくことができてきた。
苦戦したのは「ピッツィカート」と呼ばれる技法であった。
弦を指ではじくことによって音を出す演奏技法なのだが、
中指と人さし指で弾くことが、力がない私には本当に難しかった。
何度やっても、きちんとした音がでないのだ。
そこで、私は勝手にルールを変えることにしたんだ。
私は親指ではじく!そう決めた(笑)
演奏会やコンクールなどでは、
おそらく目立っていただろうが、
私には、親指の方が弾きやすいんだからそれでいいじゃないかと、
開き直る作戦にw
待ちに待った学園祭の日。
1年前は、舞台を眺めていた側だったのに、
今わたしはこの舞台に立ってるんだと思うと、
感動がじわじわと押し寄せてきた。
私は曲調によって、コントラバスとエレキベースに交互に楽器をかえながら、華麗にベース音を弾き鳴らして見せた(自分なりに)。
ヒュー!最高!!
ただ、一つ困ったのがさ。
「学園天国」での振り付けだったんだよ。
問題は、
「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ!」
の後!!!(笑)
さらにワントーン高くなった、
「ヘーイヘイヘイヘーイヘイ!」
の時にさ。
みんなでかがめ!というご指示があったんだよね(笑)
ちょっと待って。
みんなはいいかもしれんけどさ。
あたしの楽器はコントラバス!
かがめねーんだけど!wwww
私は必死に、中腰になりながら演奏を続けたんだけど、
その様子をみていた「どさ美」やクラスメイトに爆笑されてしまった。
苦い思い出である(笑)
私にとって忘れられないのは、
中学3年生の頃のコンクール曲「輝きの海へ」という1曲だ。
先生からこんな話を聞いたんだよ。
「この曲を作曲した先生は、○○小学校の吹奏楽顧問の人物でな。当時の部員の中に、非行に走ってしまった生徒がいたんだよ。そんな生徒の心を取り戻したのがこの曲だったんだ。おだやかな海の情景のあとに訪れる嵐。荒れ狂った海は全てのものを飲み込んでいく。そして嵐のあとには、また穏やかな海に戻るんだ。それを先生はこの曲で表現した。この曲を演奏したその生徒はな。まるで自分の投影のように感じたそうだよ。嵐のあとに訪れる穏やかな海の何小節目かになると、必ず涙ぐむんだって。泣きながら一生懸命演奏するんだよ。人の心をふるわす名曲だ。」
中学校最後のコンクールにふさわしい曲を選んでくれた先生に感謝だ。
わたしたちは、この1曲に様々な想いを込めて演奏したんだ。
結果は全道には進めなかったけど、良い演奏ができた。
引退のとき、後輩部員たちが演奏してくれたのも、
「輝きの海」だった。
私達3年生にとって、思い入れがあることをよく知ってたんだね。
ありがとう。。
マッチョ
あたしの隣の席には、毎日決まった時間にプロテインを飲むやつがいる(笑)
そいつは、入社前から、
「今度入ってくるのは筋トレが趣味の面白れーやつらしい」
と噂になるくらいだった。
この他にも、
「面接で着用していたジャケットが、はち切れそうだった」
「最初に受けたライザップに落ちたらしい。それくらいマジなやつだ」
「筋肉とは裏腹に、口下手で人見知り」
など、さまざまな情報が錯綜(笑)
私も、
(恥しがり屋の筋肉野郎だなんて…。興味をそそるなぁ)
と、内心ワクワクしながら、入社の日を待ち望んでいた。
入社の日。
彼は実に端正な顔立ちの美男子だった。
人見知りらしく、顔を真っ赤にしながら、小さい声で一生懸命ご挨拶をしている姿に、とても好感をもったんだよ。
そんな謙虚な姿勢の彼だったが、
噂どおりの鍛え上げた肉体が、
嫌でも彼の存在を際立たせる。
26歳のさわやかイケメンマッチョの登場に、社内の女性陣はにわかに色めきたっていた。
ざわっざわざわ…。
イケメンマッチョは、私が所属する部署への配属となった。
トイレに行くと、仲の良い後輩の女子が私に声をかけてきた。
後輩>
「○○さぁ~ん!!新しく入った方。まじでヤバいです。格好いい!!同じ部署なんですよね。うらやましいです~!」
社内の女性たちの羨望のまなざしに、私は一瞬クラクラきたが、気を取り直して、自分の業務に集中することにした。
それに当時は、私が一番精神的に落ち込んでいた時期。
新人がどうだとか、イケメンマッチョだの、どうでもいいって思ってたんだ(笑)
新たなイケメンボーイの誕生かと思われたが、マッチョは、顔はイケメンなのに、性格は弄られキャラで三枚目。
しばらくすると、さわやかなイメージは崩壊し、
「よう!マッチョ!」
「キンケシ!」
「またトレーニングのこと考えてるのかよ!」
と、庶民的なキャラクターへと変貌を遂げていった。
不器用がゆえ、イケメンな顔立ちを生かすこともできず、自分から話せる話題といえば、筋肉やトレーニングのことだけ(笑)あとは好き勝手に弄られるがままの日々である。
次第に、社内の女性たちに騒がれることがなくなっていったのである。
私はというと同じ部署ということもあり、日々の業務や数々の飲み会を一緒にする中で、どんどん気の会う友達のような関係性に発展していった。
比較的人見知りな私も、マッチョに対してはフラットに接することができるので、非常に楽なのである。
同じ喫煙者同士、外の喫煙所などで会うと、
私>
「ちーっす。」
マッチョ>
「よう。」
みたいなゆるーいノリでご挨拶(笑)
私はマッチョのことを「お前」と呼ぶ。
マッチョは最初こそ遠慮してたものの、突っ込みの際には私のことを「お前」と呼ぶようになってきた。
お前と、お前の仲である(笑)
1年ほど前。
マッチョの直属の先輩が退職することになった。
急遽、私とマッチョでその方の退職のプレゼントを買いにいったことがあったんだ。
ひと通り買い物が終わった後、2人で飯を食いにいったんだけどさ。
その時、マッチョがいったんだよ。
私>
「なんで筋トレはじめたの?」
マッチョ>
「いや~俺。口下手だし、趣味もないし、ひ弱だしで、何か自信が持てることがほしかったんですよねェ。たまたま筋トレをし始めたら、日に日に鏡にうつる自分が変わっていくんですよ。そうしてる内に鏡みるのが楽しくなっちゃってw やっぱり大会とか出てみたいです!」
マッチョの本音をきけた夜だった(笑)
何はともわれ、これをやってたら楽しい!っていうものがもててるのは素晴らしいことである。
それがマッチョは、筋トレだったんだなとしみじみ感じ、マッチョの活躍を人知れず応援するようになったんだ(笑)
マッチョはどんどんマッチョになり、去年の終わりに開催されたボディビル大会に出場するまでになった。
おしくも予選落ちの結果となったが、マッチョから見せてもらった写真には、輝くばかりのとても良い笑顔のマッチョが写っていたwww
今年はマッチョにとって、二回目の大会出場を控えてる。
つい2週間ほど前に、マッチョは私にこういった。
マッチョ>
「俺、来週から減量はじめるから。大会に向けて身体絞る」
私>
「そうか、頑張れよ。ちなみにおれは今日ラーメンを食いにいってくるからな」
マッチョ>
「そうゆうの言わないで~(涙)」
wwwwwww
今日もマッチョはプロテインを元気に飲み干している。
頑張れマッチョ!
今年は本線出場をかけてな!!
あべこべ
~プロローグ~
「宇宙からみた地球」を表すときの代表的な名言といえば、
人類初の宇宙飛行を果たしたガガーリンの言葉が有名です。
「地球は青かった。」
その言葉に象徴されるように、
広い銀河系の中で青く輝く地球の写真は、
息をのむような美しさがあります。
長い年月をかけて育まれた豊かな自然。
そこに暮らす多種多様な生物。
地球は今日も、さまざまな「命」の営みをのせて、
回り続けています。
・
・
・
・
野生の生物が暮らす、アフリカのサバンナに移動しましょう。
ライオン、シマウマ、ヒヒ、イボイノシシなど、多数の野生動物を見ることができます。
ここでは、
それぞれが、それぞれの立ち位置、役割の中で、
分相応の暮らしをつつましく生きています。
また、生きるために、他の種の「命」をいただくこと。
自然界は食物連鎖のバランスで成り立っているのです。
・
・
・
・
不思議なところを発見しました。
どこの世界にも「治外法権の地」は存在するものです。
ここでは「ある一つの目的」のもと、皆が協力しあって暮らさなければならないルールがあるようです。
やることはいっぱいです。
けど、安心なのは、様々な種の生物がいることです。
これだけ多くの生物がいれば、心強いですね。
狩りの時間になりました。
ライオンやチーターは、当然のように狩りにいく支度に取り掛かります。
大勢の「命」を預かる責任重大な役目。
仕事にも一層熱が入ります。
その時です。
ねずみの集団が声をあげました。
「やい!ライオン!!お前らはいつもカッコイイ役目ばかりでズルいぞ!これからは俺たちが狩りにいく!」
ライオンが言いました。
「いやいや。俺たちには、大草原を颯爽と駆けられる早い足と鋭い牙がある。多くの命を守るためには、俺たちが出ていかなければならないだろう。」
ねずみは引き下がりません。
「誰がそんなことを頼んだ!そういって、いいところを横取りするつもりだろう。お前らにできることが、俺たちにできないはずがない」
とうとうねずみたちは、ライオンの静止をふりほどき、狩りに出かけてしまいました。
今日の成果は、
小さな「くり」と「どんぐり」が20個ほどしかありません。
ですが、小さなねずみにとっては、食べきれないほどの量です。
だから、ねずみは気が付きません。
「ほらみろ。こんなに食料をとってこれたんだから、今日から狩りは俺たちの仕事な!」
得意気な表情で叫ぶ「ねずみ」を前にしては、
気の優しい「ライオン」たちは何も言えません。
ねずみとライオンには、歴然とした「力の差」があることを、ライオンはよく知っています。
力の強い自分が、力の弱いねずみに対して対等にものをいうのは、フェアじゃない。
ライオンは強い。だからこそ強いものには、むやみやたらに「力」を振りかざしてはいけないという責任がある。
そう考えていたのです。
ライオンは困惑しながらも、
ねずみのはじめての狩りを、一緒にお祝いしてあげました。
しかし、皆がお腹を空かせている状況はなんとかしなければなりません。
仕方なく、ライオンは足りない分の食料を探しまわり、
皆の部屋にコッソリと置くことにしました。
水浴びの時間となりました。
多くの動物たちと一緒に、ゾウは張り切って、湖に向かいます。
(得意の鼻がようやくみんなの役に立つときがきた!頑張って水をかけてあげなきゃ!)
ゾウは使命感に燃えていました。
湖に到着すると、カバは言いました。
「ゾウばっかりズルいや!今度からは俺がヤル!」
ゾウは困惑します。
この中で一番で適任なのは自分です。
けど、それを自分からいうのはなんだか気が引けるのです。
そうこうしている内に、
カバに役目をとられてしまいました。
当然ながら、渋滞の嵐。
ゾウは自分の弱さと、カバの強引さに、
なんだかとっても疲れてしまいました。
この世界では、こういったことがアチラコチラで起こり始めます。
当然、食べ物は困窮し、生活に支障が出始めましたが、
ライオンやゾウなど、本来の立ち位置を奪われた生き物たちが、
多種のあずかり知らないところで、必死に皆の生活を支えていました。
だから、この危機的状況が表には見えにくく、多種は全く気が付きません。
自然の摂理に従い、分相応に役割を決めて協力しあえば、
こんなことにはなりませんでした。
ですが、ここでは「多数決」が、なによりものをいいます。
食物連鎖を思い浮かべてください。
力の強い肉食動物よりも、力の弱い生き物の方が、はるかに数は多いのです。
力の弱い生き物たちは、肉食動物たちにコンプレックスがありました。
「自分だってできるさ!」
多種のことなんて考えてはいません。
(自分が1番目立ちたい。)
その気持ち一つで、大切な役割を次々と決めてしまいました。
キリンをさしおいて、木の実をとる係になったウマ。
ウサギはなぜか、水泳のコーチになりました。
手先が器用なはずのサルは、荷物番のお仕事です。
ライオンの表向きの役割は、山菜採り。
おかしさが更におかしさを呼び、
皆も、何が合ってて何が間違えているのか、
もはや誰にも分かりません。
1か月もたつと、発言権の強い「ねずみ」に、こびる多種もあらわれました。
ねずみはますます有頂天です。
・
・
・
・
あべこべな「序章」ではじまった、この奇妙なストーリーは、
私の現在の職場をモデルにしています。
なんだか、現代社会の縮図のようだね。
今更ながら三国志
三国志にハマったキッカケは、
知り合いの女性の一言だった。
女性>
「○○ってさ~、張飛ソックリだよね」
私は幼い頃から、歴史好きを自称してきたが、なぜか三国志だけは通らずに生きてきたんだよね。
それが、この2年ほど前に言われた女性の一言により、三国志への探究心の扉が開くことになったんだ。
三国志を調べる前に、何か入りやすい映画とかドラマとかないかな~って探してたらさ。
ありました!
歴史ドラマ「三国志 Three Kingdoms」!!
全95話。
総制作費は日本円で25億円。制作期間は6年。登場人物は300人、エキストラ数は延べ15万人。
『ロード・オブ・ザ・リング』を手掛けたスタッフによる超大作とあって、さすがに見ごたえがあるドラマでした。
その結果。
すっかり三国志にハマった私は、
今度は史実を調べよう!と、
三国志の世界観を調べつくす勢いで、
もくもくと研究を続けていきました(笑)
そもそも「三国志」ってなんなのか。
三国志は、日本でいう「戦国時代」みたいなもの。
180年頃 - 280年頃。
鎮圧にむかった各地の諸侯たち。
次第に諸侯たちは力をつけていき、
それぞれに「理想」や「野望」を抱く。
群雄割拠時代の幕開けである!!!
熱い、熱い、熱い、熱い、熱い、熱い!!www
様々な闘いを経て、
やがて中国は、
賢人を多く用い孫権が治める「呉(ご)」。
仁義を慕われた劉備が治める「蜀(しょく)」。
この三国による争いに突入する。
乱世を駆け抜けた男たちの物語。
それが「三国志」である。
ヒュー!
ちなみに「三国志」は、
歴史書としての「三国志」と、
「三国志 Three Kingdoms」は「三国志演義」をベースにしたドラマです。
様々な良い男達がわんさか登場するので、
女性人気も高いことでしょう!
私は「三国志 Three Kingdoms」にハマりすぎて、全95話を6回ほど視聴してしまったんです(笑)
しかも、それから2~3ヶ月ほど、「三国志 Three Kingdoms」ブームがおさまらず、
仕事から帰ると、
お気に入りの回を1話見て寝る、
というなぞの習慣を繰り返してたのwww
私のドラマの見方はちょっと変わっててね。
1話から順番に見ていくということはしないのです。
気になった話を先にみて、
さらにそこから気になった話を見る。
話の順序も何もかも無視wwwww
とにかく自分の好きなように見進めて、芋づる形式で視聴していくのがあたしのドラマの見方なの。
最終的には、虫食いのような状態になるので、そこではじめて、1話~順番に見ていくって感じです。
なので、私は「全95話」全ての回の話の内容を記憶していて、その時の気分にあった回をみるんだ。
まぁ、そんな感じで「三国志」ブームが訪れていたわけなんだけど、
そんな大勢の英雄の中から、名指しで似ているといわれたのが「張飛」だったの。
だから、「三国志 Three Kingdoms」で
一番最初に見た回はこれだよ。
第77話 「張飛、殺害される」
いきなり、死んだ回からの視聴wwwwww
バカで短気で大酒飲みの代表として扱われている張飛。
そんな張飛と似ているといわれた私。
待って、待って(笑)
いやいや。
きっと張飛にだって良いところは沢山あるよ~と、
歴史小説ではなく、正史に沿って張飛を研究していくことにしました(笑)
えっと、張飛はね。
民衆に人気がある武将だったから、民間伝承などで張飛を笑い話のオチに使ったような話が沢山あるんだって。
バカで豪快で、大酒飲みの張飛のイメージは、長い年月で完全にキャラ立ちしてしまい、今更、三国志演義でキャラを変えることができなくなったみたいなの。
だけど、
部下に対して厳しい罰を与える悪い癖があって、
最期もそのせいで寝首をかかれて死んでしまうところは史実だという。
いやはや。
張飛さんの二の舞を踏まぬためにも、
「部下に対して厳しい罰」を与えない上司を目指すしかないな!w
だが、しかし。
私は現時点で役職にすらついてないから、
今のところは大丈夫そう(笑)
バカで豪快で大酒飲みという共通点がある私と張飛。
何か人生に悩んだら、張飛の人生を調べなおそう。
そこにヒントがあるかもしれぬ!!ww
ユングのタイプ論
昔、主観だけでは見えない世界があることを知った私は、相手の立場にたって考えることの大切さを学んだ。
昔から、人って同じものをみて、違うことを考える。
そんなことが不思議だったし、人って面白いなって思ってたんだ。
色々とみていく内にハマったのが、
「ユングのタイプ論」だった。
これがさ。めっちゃ面白いんですよ!
ユングによれば、人の心には4つの働きがあるのだそうです。
それが、
「思考」
「感情」
「感覚」
「直観」
です。
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■4つの心の機能
1.思考
客観的、合理的、論理的に物事を理解・判断します。
2.感情
自分にとっての好き嫌いといった心的な感覚によって物事を把握し、判断します。
3.感覚
視覚・触覚・嗅覚・味覚・聴覚という五感によって物事を把握し、『快-不快』によって判断します。
4.直感
『勘』『フィーリング』といった、意識外の部分(無意識)で物事を判断します。ひらめき、第6感。
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人の心がもつ、この4つの機能に焦点をあてて、
「どの機能が最も強く働くか」で、
人をタイプ分けすることができるという考え方なの。
分かりやすい例として、
ある人の顔写真を初めて見たとき。
「何歳かな?」「どんな考え方の人かな?」と考えるのが思考機能。
「肌がキレイだな」「服装と顔立ちがマッチしていない」とイメージ情報主体に捉えるのが感覚機能。
「好みだな」「嫌味な印象だな」と好き嫌いで捉えるのが感情機能。
「きっと幸せな人だろう」「苦労しているんだろうな」と通常は読み取れないものを
感じるのが直感機能です。
加えて、4つの機能の内、優勢でない方の機能は、自分がうまく扱えない機能となります。
例えば思考が優勢の人は、感情がうまく扱えない機能となんだって!
【合理的機能】
思考⇔感情
【非合理的機能】
感覚⇔直感
さらに、「ユングのタイプ論」では、
心のエネルギーが「外側」に向いている人を「外向的な人」、
自分の「内側」に向いているの人を「内向的な人」と分類します。
要するに、
「内向・外向」と、
「思考」「感情」「感覚」「直観」の組み合わせで、
合計「8つのタイプ」に分けられることになります!
--------------------
■8つのタイプ
・外向的思考
エリートタイプ。客観的に物事をとらえて考える人。考えるよりも事実を優先し、感情表現は苦手でほとんどが男性。理想の女性が母親といったケースが多いので、包容力に欠ける女性は苦手です。
・外向的感情
八方美人タイプ。自分の感情を状況によってコントロールできる人。社交上手で女性に多いが理屈的な考えは苦手。自分を頼り、好いてくれるような異性も増えるでしょう。
・外向的感覚
現実主義タイプ。芸術家や造形家に多い。現実に対して身体を使って感じ取るのが上手な人。直観力には欠け、何かに対して執拗(しつよう)に信じてしまうことがあるため、異性にだまされないように注意しましょう。
・外向的直観
実行主義タイプ。投資家や実業家に多い。流行好きだが感覚力には欠けるため、物事に対して真剣にとらえ考えるのは苦手で女性に多い。新しいものに興味がいくと古いものはほったらかしになってしまうので、恋人との付き合い方は慎重に。
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・内向的思考
自分主義タイプ。発明家や研究者に多い。自分の考えを追って考える人。事実よりも考えを優先し、感情表現は苦手。現実に関心がないため、恋愛も無頓着な傾向にあります。それを理解してあげる異性ならうまくいくかも。
・内向的感情
ツンデレタイプ。自己中心的で判断力に優れているものの、表現力に乏しく誤解されやすい。思考力に欠け、女性に多い。本心を理解してあげられる異性がお似合いです。
・内向的感覚
妄想タイプ。外から刺激を受けても、それを実行せずに自分なりに行動するため誤解されやすい。直観力に欠け、方向音痴。内気な傾向にあるので、野心家傾向にある人に利用されないように注意が必要です。
・内向的直観
変わり者、天然ボケタイプ。直観力に優れているものの社会への関心は薄い。感覚力に欠け、事実を避ける傾向にある。ほかの人が理解できないような特別な考え方を持っていることが多いため、恋愛はなかなか成功しづらいでしょう。
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ちなみにあたしは、
内向的思考タイプがメインで、
補助機能で内向的直観が少し加わったタイプだと思われるwww
このタイプ論は、どちらが良いとか悪いとかを比べるものではないので、あくまで自分の性格を知ったり、人づきあいがちょっぴり楽になる方法として、気楽に見てもらえるといいかもです!
新選組のみなさんにはスタミナ定食なんていかがでしょうか。
昔から、美味しいものをたべると、こんなことを考えていた。
(この料理を、戦国時代や江戸時代の人たちにも食べさせてあげたい…!!)
現代には美味しいものが沢山あるじゃん。
カレーライスにビーフシチュー。
ポテトフライにコロッケ、ハンバーガー。
現代日本!最高!!wwヒュー
こんな美味しいものが溢れる日本に生まれて幸せだ。
これだけ食が充実してるなんて、当たり前のことではないんだ!
と、私は鼻息荒く、
コロッケを食べてるときはコロッケの、
カレーライスをほおばっているときはカレーライスの、
「海外の反応」に関する記事を見ることが大好きなんだ。
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・アメリカ
昼に2つ、夜に2つ、4つも食べちゃった。ママも気に入ってたよ。
・ドイツ
作るのに1時間も掛かったけどその価値があったよ。スーパー美味しかった。
・アメリカ
日本のカレーライスが好きすぎるぜ。俺が住んでる場所でカツカレーが売ってる場所がないから悲しくなるぜ。ここワシントンには、照り焼きチキンと野菜が乗ってるカレーがあるんだ。
・アメリカ
ああっ、私がどれだけあなたを恋しく思っていることか……。だけど、またいつかきっと会える。マイ・フレンド……。
・アメリカ
私たちもまさにあのお店で食べました。「オーマイガーッ」ってくらい美味しかった。
・スペイン
こんなに中毒性のある食べ物は世界中探しても他にないと思う。
・フランス
ココイチの命令とあらば、悪いことにも手を染めかねない俺がいる。馬鹿げてるって?ココイチを食べたことのない人間になぁ、俺の気持ちが分かってたまるかってんだ!
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激アツ、胸アツであるwwww
私は、海外の反応を見るたびに、
「そうだろ、そうだろう」とうなづき、
今この瞬間、かれらが欲してやまないグルメを頬張っている幸せに酔いしれるんでございますよww
やっぱり日本グルメは最高じゃないか!ってね(笑)
そして同時に、
私はやっぱり過去の日本人にも、
是非食べさせてあげたいって思っちゃうんだよ。
信長なんかはさ。
味の濃いものが大好きだったっていうじゃない。
だったらさ。
チゲ鍋とか、味噌煮込みうどんとか、カレーライスとか食べたら、歓喜の舞でも披露するくらい、喜んでもらえるんじゃないか?(笑)
信長相手に、カレーライフを手に、「とにかく食ってみ!」って、オススメしてあげたい衝動にかられちゃうんだよ…。
清少納言とかは、当時「カキ氷」を食ってたっていうけどさ。
今の「カキ氷」の進化はすさまじいよ!
なんとか宮中に忍び込んでさ。
「マンゴーかき氷」や「タピオカミルクティーかき氷」をお届けしてあげたい。
きっと「枕草子」にも、その感動を書いてもらえるって信じてる!(笑)
歴代の天皇や将軍はさ。
毒見役とかがついてたおかげで、すっかり料理も冷めてしまうっていうじゃん。
アツアツのお鍋を囲みましょうよ!って気分。
おでんでもいいよ!
箸でつつきあってさぁ(笑)
ハフハフ言いながら、美味しくみんなで食べようよ!
新選組の皆さんには、日々の激務が大変だろうから、スタミナ定食なんてどうかな。
すりおろしにんにくにバターを加えたコクが効いた醤油ベースのタレに、カルビをたっぷり絡ませてさ。
あとは、蟹クリームコロッケとエビフライ!ポテトサラダもつけちゃうよ~!w
キャベツもご飯も味噌汁もお代わり自由!ガッツリいこう!
食べて、食べてー!(笑)
ってな具合に、
私はタイムスリップができたら、
真っ先に歴史人物の元にいき、
現代のグルメをおすすめしたくて仕方がないww
そして、はじめて食べる味に対して、どんな感想がもれるのか。
わくわくしちゃうよ~!
夜空に輝く星空
作詞作曲した歌があることをご存知だろうか?
星めぐりの歌っていうんだ。
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あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の つばさ
あをいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。
オリオンは高く うたひ
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。
大ぐまのあしを きたに
五つのばした ところ。
小熊のひたいの うへは
そらのめぐりの めあて。
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私は、この歌が大好き。
心にたまったものがね。
スーっと浄化されるような感覚になる、不思議なパワーをもらえる歌なんだ。
ちょっと嫌なことがあった仕事の帰り道。
最寄り駅から自宅までの歩きの道で、私はよくこの歌を聞く。
見上げると、月が夜空にきれいに輝いていてさ。
星もうっすらと見える。
そんな空を眺めながら曲をきくと、あしたからまた頑張ろうって気持ちにさせてくれるんだ。
私は小さい頃から、夜空が好きだったの。星も好き。
小学生のときの理科の授業で、星座の早見版が配られるじゃない。
それをもって、自宅で観察してきてねって宿題が出たときは胸が高鳴った。
私は、早速父と一緒に、星空を観察しにいったんだよ。
自宅前の土手にのぼって、2人で肩を並べて夜空を見ていると、お父さんが星を指さしながら、星座の名前を教えてくれた。
お父さんは本当にいろんなことを知ってるな~と思いながら、夏の大三角形とか、いろんな星を見ていたんだ。
キレイ。本当にキレイ。
北極星を見つけたお父さんは、私にすぐに教えてくれた。
お父さん>
「ほら見てごらん。あれが北極星だよ」
2人で見てたらさ。
北極星の近くで、明らかにおかしい上下運動をしている飛行物体があったんだよ!
顔見合わせて、
UFOだ!!!
って叫んだよね(笑)
あれは絶対UFOだったと思うんだ。
だって、本当におかしかったんだよ。現実的にありえない動きだったんだもの。
星座の世界は私をどんどん魅了した。
ギリシア神話なんかも大好きだったな。
私の生まれた蟹座はね。
ちょっと悲しい星座なの。
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■英雄ヘルクレス(ヘラクレス)に挑んだ大蟹
レルネーの沼には、大蟹と、その友達の9本の首を持っている、怪物ヒュドラ(うみへび座)が住んでいました。
勇者ヘラクレスの冒険物語の、2番目の相手になるのが、このヒュドラです。
かには最初のうちは、ヘラクレスとヒュドラの戦いをじっと見ていました。
ところが次第に友達のヒュドラの形勢が不利になってきました。
友達を助けようと大蟹思わず飛び出します、
大きなはさみでヘラクレスの足を挟みました。
ところがヘラクレスは、いとも簡単に振り払い、逆に大きな足で踏みつぶしてしまいました。
その、一部始終を見ていた女神ヘラは、友達思いの大蟹を哀れに思って、天に上げて星にしました。
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蟹よ…(涙)
友情の証として、夜空にあげてもらった蟹。
そんな友達思いの蟹は、現代まで名声が届いているんだよ!
私がこの世に生まれてきて、一番感動した星空がある。
それは2年前。
家族で利尻島に行ったときにみたの。
丁度その頃、「ペルセウス流星群」がきている時期だった。
私は「姫沼」に行こうってみんなを誘ったんだ。
テレビでやってたんだよ。
利尻島の姫沼は、星座観察の聖地だって!
乗り気じゃない家族を必死に説得して姫沼に到着すると、駐車場には1台の車も、照明もなかった。
車を止めて、ライトを全て消すとね。
そこは、真っ暗な世界だったの。
その暗闇に輝く星空は圧巻だった。
鳥肌がたつような、息をのむ美しさ。
そんな夜空をいくつもの流れ星が舞うんだ。
家族全員で、しばらくその感動に酔いしれた。
名残惜しそうに車に戻ると、
姉がポツリと言ったんだよ。
姉>
「私さ。本当は天文学とか大学で学んでみたかったんだよね。」
って。
今年も姫沼に行きたいな。
あとは、星にまつわる歌も好きなんだ。
坂本九の「見上げてごらん 夜の星を」とか、「きらきら星」とか「星に願いを」とかいいよねー。
大好き!!